十九番〜二十番

sumi

2009年10月26日 17:38

今日は朝一に十九番を廻り、二十番を目指す。
昨日の夜からの雨は少し残っていたが、雨具は必要ない程だった。
山門を出かけた時に、おじいちゃんに
「歩き遍路?凄い荷物じゃな」
と声をかけられ少し話をした。話をしてゆくとおじいちゃんは、中学校の先輩だということが分かった。奇遇である。おじいちゃんは犬と一緒に車で廻っているそうだ。地元でまた会うだろうか。
四国には善根宿と言われる無料の宿泊施設がある。今日初めて、その前を通りすがった。中に人が居たので休憩がてら話をしていこうと思って中に入った。
挨拶もそこそこで、おじちゃんは
「昨日はな〜ここにアメリカ人とフランス人と長野から来たヤツと四人でワイワイしてたんや〜」
「へ〜楽しそうですね〜ところで外国人の遍路さん多いんですか?」
と聞くと
「今年は多いな〜どこかで会うかもな〜」

そのおじちゃんとは色々話をした。

気が付くと二時間程経過していた。雨は強まっていたが出発することにした。

雨の中を歩くのは辛い。気分もドンヨリする。その上山道滑る。二十番からの下り道で二回滑って転んだ。まさに遍路転がし。

今日は二十番を下ったあたりのあずまやで野宿。明日も山登りらしい。正直にイヤ。

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