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2009年12月07日

七十番〜七十五番

結願した夢を見た。もの凄く走っていた。旅の終りを焦っているのか。
いい天気。陽射しが強いせいか寒さもさほど感じない。
1時間ほどで七十番。八十八ヶ所の寺と言えど参拝者が居ない時は本当に誰も居ない。凛とした境内に白い息を吐く一人。
ここにも空海の銅像があった。他の所とここの銅像の違いは歩いている姿だということ。右足が一歩前に出ているだけで親近感が湧く。
僕の様な現代版凡夫には写実的で解りやすい形の方が伝わる。
師走ならぬ師歩。ちょっと可愛い。12月だ。納経を済ませて七十一番へ
僕の持っているガイドブックからは行程の高低差を読むことがほとんど出来ない。参門を抜け到着と思うと
「ここから階段530程」
の看板が。グッと堪えて階段を登る。園児の様に数えながら登る。
納経所が見えた。参拝者のおじさんが
「本堂はまだ上。頑張って。」
また登る。
「ジャンケン。ポン。」
パーで勝ったとして
「パ・イ・ナ・ツ・プ・ル」
一人でやった。
何度も思わせ振りなお堂を通り過ぎる度。イラっとくる。ようやく本堂に到着。お経を詠んで降る。
「ゴゥ〜ン、ウォン〜ウォン〜」
いつもは鐘は鳴らさないがここでは鳴らした。
「あぁ〜すっきりした」
その鳴らし方は絶対間違ってると言われそうな心待ちで鳴らしてやった。涅槃の讃岐でも凡夫である僕はこの程度。
い加減、不動明王に斬られそうだ。
ここは空海が学問をした所らしい。学問はやはり山の中か。
この後はトントントンと札所が続く。いいペースであるけた。

ここからはメモ
この旅で考えてること。仏性。谷川の声と山の色に何を聞くのか。
「時の流れと空の色に何も望まない」様に
「素顔で泣いて笑う君にエナジーを燃やすだけ」なんです。
似てるのか。

瀬戸大橋が見えた。


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この記事へのコメント
アーで勝ったとして

ア・ツ・プ・ル・ジ・ヤ・ム

ホンマニイルン~?
Posted by emu at 2009年12月07日 21:59
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