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2009年12月09日

八十一番〜八十三番

八十一番〜八十三番
昨晩、地元の方に
「猪が来るから気を付けてね」
と言われたが何も現れなかった。早めに目は覚めたが山道なのでパンをかじりながら日の出を待つ。
明るくなってきた。眼下の街並みは霧と朝日で薄いオレンジ色に染まっている。そう言えば溜め池が増えてきた。溜め池脇に建つレイクサイドなんちゃらって建物はいただけない。どぶ川脇のリバーサイドなんちゃらも同様。
昨日ここの遍路ころがしはキツいから水を沢山持って行きなさいと聞いていたが、なんてことなかった。只腹が減る。パンはカロリーの割にエネルギーが持続しない。やっぱりご飯がいい。
パン喰えど
腹が鳴るなり
白峯寺

納経を済ませ次へ。山道を行く。色づきを終え落ちたい葉達も皆落ちた様だ。落葉の道。
八十二番には牛鬼の伝説があり、退治された牛鬼の角が納められたらしい。牛鬼の銅像もあった。完全に円谷プロクオリティだった。牛はよく化け物にされる。牛鬼だけでなく、件、ミノタウロス…。それだけ農業主体だった人間の生活に欠かせない動物だったのだろう。戦いの馬。生活の牛。
八十二番を後にして山を降る。山の麓は造園屋だらけだった。盆栽通りと書いてある。
この辺りから天候が怪しくなり、ポツポツし始める。エネルギーも切れかけ。うどん屋を発見し迷わず入店。大盛りで300円。美味い。安い。
炭水化物を補充し足取りが軽くなる。もう少しで八十三番。
「一番から歩きよんか?」
塾の前で声をかけられた。「お茶でも飲んでいき」
40代後半のおじさんだった。塾を経営しているらしい。勉強は日々の訓練だと言っていた。お金で何とかなるものでもないとも。教育っていいなと思った。飴やらチョコレートやら色々くれた。
塾を後にして八十三番へ。境内で子どもが遊んでいた。寺らしい寺だ。
今日はまだ進めそうなので進めるだけ進む。何度も来たことのある高松市街地を北上。ドン・キホーテ、ジョイフル、ローソン等々を通過し高松港あたりまできた。フェリーに乗って25キロも歩けば家。東に曲がって屋島の麓辺りまできた。今日はここでストップ。

八十八番で止めるか一番まで戻るか考え中。


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この記事へのコメント
私もたくさんの方に鹿やら、猪やら、猿やらって脅かされたけど
結局野良犬しか見ませんでしたねー

でもでも野良犬がすんごい怖かったです
まじで、ほんとに
Posted by こめちあん at 2009年12月09日 22:14
>こめちあん
そう言えば足摺岬で猪の親子に囲まれましたわ〜
野犬は怖いですね〜
野犬に出会って道を変えたことがあります。
Posted by sumi at 2009年12月10日 19:58
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